セラミド

若々しいハリとツヤを守る最強の保湿成分「セラミド」

　 「セラミド」はもともと私たちの肌に存在する天然の保湿成分です。肌の角質層で、細胞の隙間をピタッとうめている細胞間脂質の主成分で、水分や油分を抱え込み、うるおいを蓄える働きをしています。この働きで、肌の外へ水分が発散するのを防ぎ、同時に紫外線やほこりなど、外部の刺激や異物の侵入をはね返しています。この肌を守る働きを「バリア機能」といい、「セラミド」はその役割を担う美肌に欠かせない成分なのです。

　「セラミド」が必要量保たれている肌は、キメがふっくらと整い、みずみずしいハリと弾力があります。しかし、「セラミド」が不足すると、乾燥が進み、カサつきがひどくなるばかりでなく、紫外線などのダメージが侵入しやすくなります。さらに、肌が敏感になったり、肌荒れをおこしたり、シミやしわなどの原因にもつながっていきます。

　肌のセラミド量は加齢と共に減少し、50歳代では20歳代の約半分と言われています。年齢肌が乾燥を繰り返すのは、このセラミド不足が大きく影響していると考えられます。さまざまな肌トラブルから身を守り、健康で美しい肌を保つためには、不足しがちな「セラミド」を外部から補うことが大切です。