アスタキチサン

類い希な抗酸化力で肌老化と闘う天然の赤い力。

　 「アスタキサンチン」はトマトのリコピンなどと同じカロテノイドの一種で、サケやエビ・カニなどに含まれる天然の赤い色素です。サケが産卵期に川をさかのぼる際に、紫外線や疲労により大量に発生する活性酸素を消去し、産卵を支える生命力を守っているのがこの「アスタキサンチン」の働きによるものと考えられています。

　数ある抗酸化成分の中でも、圧倒的に高い数値を示すとされ、その抗酸化力はβ-カロチンの40倍以上、コエンザイムQ10の150倍、ビタミンEの1000倍とも。また、4種類あるとされる活性酸素の中でも、紫外線を浴びることにより発生し、特に肌老化に深刻な影響を及ぼす一重項酸素を還元できる数少ない成分のひとつとも言われています。

美容・健康面で高いエイジングケア効果が期待されています。

すなわち、強力な酸化作用を持つとされる一重項酸素による細胞の損傷や劣化・コラーゲンなどのたんぱく質の変質を抑制。さらに、メラニン色素の大量発生などのダメージを抑制。シミやシワ・たるみなどの進行をくい止める働きがあると期待されています。

　さらに、肌だけではなく、サケの例にもあるように、全身の細胞ダメージにも赤の力が強い味方に。若々しく健やかな毎日に、積極的に摂り入れたい成分と言えます。