顔のたるみはなぜ起こる？　原因と対策を知ろう！

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顔のたるみはなぜ起こる？　原因と対策を知ろう！

シワ、シミと並んで、顔の印象を老けさせてしまうものに顔のたるみがありますね。
頬や目元、フェイスラインがなんとなくスッキリと見えなくなってきたら、それは顔のたるみが起こり始めているのかもしれません。

たるみはなぜ起こるのでしょうか？
たるみの原因を知って、対策を心がけましょう！

加齢による顔のたるみはなぜ起こる？

年齢を重ねるにつれ、たるんでくるお肌……。
加齢によるたるみはなぜ起きてしまうのでしょうか。

最も大きな原因は、肌の弾力の低下です。
私たちの肌の奥のハリは、真皮層のコラーゲンによって支えられています。
コラーゲンは体内で作られますが、年齢を重ねるにつれ、作られる量が消費される量を下回るようになり、減少していきます。
また、質も低下していくことがわかっています。

コラーゲンの量や質が低下すると、肌は弾力性が低下し、ハリが失われてしまいます。
ハリを失った肌は重力などの影響を受けやすく、次第に下垂し始めます。
これが、たるみの起こる仕組みです。

年々少なくなってしまうコラーゲンを補うために、コラーゲン自体を含む食品（フカヒレやゼラチンなど）やドリンクを摂ったり、コラーゲンの材料となるたんぱく質（肉や魚、大豆など）や、コラーゲン生成時に必要なビタミンC（フルーツや野菜など）を摂ったりすることを意識したいですね。

また、顔にある筋肉（表情筋）の衰えも顔のたるみの原因になります。
日頃から表情豊かに過ごすことを心がけたり、表情筋を鍛えるエクササイズなどを取り入れるのも顔のたるみの予防に役立ちます。
表情筋のエクササイズはネットでいろいろなものが紹介されているので自分に合うものを見つけてみましょう。

顔のたるみを引き起こすさまざまな原因

加齢が肌のたるみを引き起こす大きな原因になるのは間違いありませんが、それに加えて以下のようなことも原因になります。

・紫外線
地上に届く紫外線には「UV-A」と「UV-B」の2種類があります。
UV-Aは波長が長く、真皮層まで到達して、コラーゲンやそれを支えるエラスチンにダメージを与えることがわかっています。

この結果、肌の弾力が失われ、たるみにつながるのです。
UV-Aは一年中降り注いでいるため、年間を通じて紫外線対策することはたるみの対策にもなります。

・肌の乾燥
肌が乾燥すると、肌表面の保湿力や抵抗力が低下してしまいます。
これらは肌のターンオーバーの乱れにつながり、肌がハリを失う原因になります。
保湿成分を含む美容液などで肌のうるおいを保つようにしましょう。

・活性酸素
呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部は、活性酸素に変化します。
本来はウイルスなどを酸化させて攻撃する働きを持つものですが、増えすぎると体内の正常な細胞も酸化させてしまいます。
この活性酸素が真皮層のコラーゲンなどにダメージを与えることもたるみの原因の一つです。
ビタミンA・C・Eやポリフェノール類などの抗酸化作用のある成分を摂って肌を酸化から守りましょう。

・喫煙
喫煙を続けていると、シワやたるみ・くすみなどの特徴が現れる「スモーカーズフェイス」になることがわかっています。
タバコに含まれるニコチンが血管を収縮させるために血行が悪くなることや、肌を美しく保つために欠かせないビタミンCが破壊されることなどが原因と考えられます。

また、喫煙により体内の活性酸素も増えます。
喫煙の習慣のある方は禁煙することをおすすめします。

たるみはさまざまな原因が重なって起こってしまうものです。
加齢によるたるみの進行を少しでも遅らせるために、たるみの原因をできるだけ避けるよう対策していきたいですね。

2016年3月31日