美顔器で「たるみ」や「ほうれい線」をケアするポイント
若いころと比べて、加齢による肌の悩みはいくつかあると思いますが、中でも「たるみ」や「ほうれい線」は大きなお悩みになっていませんか?
リフトアップのマッサージをしても、生活に気を付けていてもなかなか改善しないという方は「美顔器」でのケアに頼りましょう!
自分ではどうにもならなかった細かいところまでのアプローチが可能で、美容のプロの手や、エステでの技術を受けたような仕上がりが期待できるかもしれませんよ。
そこで今回は、「たるみ」や「ほうれい線」を「美顔器」でケアするポイントをご紹介していきます。
「たるみ」や「ほうれい線」の原因とは?
まずは美顔器でのケアポイントの前に、たるみやほうれい線の原因を知っておきましょう。
たるみは、加齢によって顔の筋肉「表情筋」が衰えることで発生します。
表情筋が衰えると、これまで上へ引き上げられていた肌が重力に勝てなくなり、たるみとなって下へ落ちていきます。
たるんだ肌からはシワができやすく、さらにほうれい線もできやすくなるのです。
また「紫外線」を浴びることで肌がダメージをうけ、肌のたるみやほうれい線を生み出すことがあります。
紫外線を多く浴びてしまうと「コラーゲン」や「エラスチン」といった肌にとって大切な成分が減少していきます。
コラーゲンやエラスチンはハリのある肌をキープするのには欠かせないもの。
これらが減少すると肌のハリが失われて、たるみやほうれい線の原因となるのです。
さらに毎日のメイクをきちんと落とせていないことも、たるみやほうれい線などのトラブルを引き起こします。
自分では落とせているつもりでも、毛穴の奥に入り込んだ汚れまではなかなか落としにくいものです。
毛穴に詰まった汚れは、毛穴の開きやたるみとして現れ、肌を老化させる原因の1つになります。
「たるみ」や「ほうれい線」をケアする美顔器の使用方法
・美顔器と一緒に使う「美容液」にはこだわりを!
たるみやほうれい線をケアするのには「コラーゲン」、「プラセンタ」が配合された美容液を一緒に使うことをおすすめします。
コラーゲンは、弾力やハリのある肌を目指すにあたってとても大切な成分で、お肌をもちあげ、ふっくらさせる効果があります。
・力加減には気を付ける
また美顔器を肌に当てる力加減にも注意が必要です。
リフトアップのことを考えるとついつい強い力でグッと押しつけてしまいがちですが、これは肌への摩擦となるので逆効果となってしまいます。
美顔器ジェル等でお肌にうるおいをしっかりと与え、肌の上を滑らすようなイメージでゆっくり動かすようにしましょう。
・意外な落とし穴!? 美顔器の動かし方
動かしかたは「上から下へ、内側から外側へ」が基本です。あごからフェイスラインに沿って肌を軽く押し上げるようにして持ち上げていきます。
頬や口元のたるみ、ほうれい線が気になると、どうしてもそこだけを重点的に美顔器を「上下運動」させたくなると思いますが、これには注意が必要ですよ。
上から下に動かしてしまうと、せっかく持ち上げたことの意味がなくなってしまいリフトアップの効果が薄れてしまいます。
下から上、内から外へ持ち上げたら、一度顔から美顔器を離してもう一度ゆっくり同様に動かすようにしましょう。
・美顔器を使ったクレンジングがおすすめ
最近の美顔器にはクレンジングの機能がついたものが多くあります。
この機能はぜひ活用しましょう。
美顔器を使って普段の洗顔では落としきれない、毛穴の奥の皮脂汚れまでキレイにすることで肌のたるみやほうれい線の緩和へとつながります。
美顔器は直接肌につけるものですから、清潔に保てるように使ったら毎回お手入れをするよう心掛けることが大切です。
少し面倒に感じることもあると思いますが、美顔器を長持ちさせるためにも大切なことですよ。
2016年3月31日