効果が半減!? 「美顔器」の間違った使い方とは?
女性にとって顔の「シワ」や「たるみ」といった問題は、悩みの種となりますよね。
そのトラブルをケアしてくれるのが「美顔器」ですが、イマイチ効果を得られないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もし「美顔器を使ってお手入れをしているのに、シワやたるみがなかなか改善しない」というお悩みがあるのなら、それは美顔器を正しく使えていないためかもしれません。
そこで今回は「間違った美顔器の使い方」と「本当に正しい美顔器の使い方」についてご紹介していきます。
美顔器と一緒に使う「ジェル」や「美容液」のチョイスを間違っている
肌の悩みには「シワ」や「たるみ」の他にも「シミ」「くすみ」などいろいろなものがありますよね。
それぞれの悩みによって使う美容液やジェルなどは変わってくると思いますが、きちんと自身の悩みにアプローチしてくれるものをピッタリ選ばないと、 せっかく美顔器を使ったケアをしていても意味がなくなってしまいます。
シワやたるみにお悩みの方は、肌にハリを与えるために「プラセンタ」や「コラーゲン」、「エラスチン」が配合された美容液を選ぶ、 シミやくすみには「トラネキサム酸」といった美白成分が配合された美容液を選ぶなどの工夫をしてください。
さらに、ジェルや美容液の使用適量を守っていないことも、効果を得られない原因となります。
ついついケチってしまって少ない量でのお手入れをしていたりすると、美顔器の本来の効果が発揮されません。
使用量はきちんと守るようにしましょう。
美顔器を毎日使っている、使用時間が長すぎる
美顔器には使用頻度や、時間の目安があることはご存知でしたか?
毎日の念入りなケアや長時間の使用は肌が疲れてしまったり、肌への刺激となることもあり逆効果になってしまいます。
さらに、日焼けの直後や吹き出物や炎症があるときの使用は避けるようにしましょう。
美顔器でケアをするときには、使用時間を必ず守ってください。
力の入りすぎ
美顔器を使って肌のお手入れをしようとすると、自然と力が入りグイグイと強い力で肌に押し当ててしまっている方も多いのではないでしょうか。
でも実はその押し当てている強い力が、肌への負担となってしまうこともあります。
必要以上の強さでお手入れをすると、肌へ摩擦を与えシワやたるみの原因にもなるのです。
顔に使用するときは、下から上へ持ち上げるように優しく肌へ当てて、ゆっくりお手入れすることが大切です。
また、同じ場所に長時間当て続けるのもよくありません。
気になる場所を重点的にケアしたくなる気持ちは分かりますが、肌への強い刺激となってトラブルを起こしてしまうことがあります。
使用法と使用時間などにも気を付けるようにしてくださいね。
使うタイミングが間違っている
美顔器を使って肌のケアをするのは夜に行う方が多いと思いますが、一番美顔器を使うのに適しているタイミングは「洗顔直後」です。
肌がキレイになった状態のときに美顔器を使ってケアすることで、美容液などの浸透率がアップします。
美顔器の動かし方にも注意が必要
美顔器の動かしかたは「下から上へ内側から外側へ」が基本ですが、つい適当になって「下から上、上から下」のように美顔器を往復させてしまうのには注意が必要です。
せっかく下から上へと流してリフトアップをしたのにも関わらず、上から下に流すことでリフトアップの効果がなくなってしまいます。
特にシワやたるみにお悩みのかたはこれを忘れないようにしてください。
フェイスラインに沿って下から上へ、一方通行になるようにケアをしましょう。
首筋のお手入れをするときは、上から下へリンパの流れにそって美顔器を動かしてください。
また、イオン導入美顔器でアースに手を触れていないとイオンの力が発揮されないので注意が必要です。
美顔器は製品によって使用法や期待できる効果などは変わってきますが、美顔器によるケアは継続していくことが大切です。
疲れている日や時間がないときはサボってしまいたくなることもあると思いますが「美は1日してならず」。
しっかりと使い続けていくようにしてください。
2016年3月31日