表情筋を鍛えすぎるのはNG？ほうれい線を防ぐ正しい鍛え方のコツ！
表情筋を鍛えすぎると、顔のしわやたるみが悪化すると聞いたことある方もいるでしょう。
表情筋のトレーニングは、適度に行う分には効果がありますが、鍛えすぎると逆効果にもなりかねません。
この記事では、表情筋のトレーニングの頻度や正しい方法についてご紹介します。
表情筋を鍛えすぎるのはNG？
表情筋のトレーニングは、正しい頻度や方法で行うことで、シワやたるみの改善を期待できるでしょう。
このため、鍛えすぎると逆効果になってしまう可能性があります。
顔の筋肉と皮膚はとても繊細であり、誤った方法で表情筋を鍛えてしまうと、かえってシワやたるみに繋がってしまうのです。
ほうれい線が目立つようになる
ほうれい線などのシワは、動かす機会の多い皮膚にできやすい性質があります。
表情筋のトレーニングを過度に行うと、皮膚の伸び縮みによってほうれい線が進行してしまい、ほうれい線が定着してしまう原因になりかねません。
たるみが増える
筋肉は使わないと緩んでしまい、皮膚がたるむという考えをする方も多いでしょう。
実際に身体の様々な部位は、筋肉を使うことによって引き締めることができます。
しかし、表情筋の場合は、過度なトレーニングは皮膚に負荷をかけ、結果として皮膚にダメージを与えてしまい、たるみが目立つようになる可能性があります。
表情筋のトレーニングは過度に行うと逆効果になってしまうため、頻度や方法を守ることが大切です。
表情筋の鍛えすぎによってシワができやすい部位
表情筋と顔の皮膚は、直接繋がっています。
このため、表情筋を鍛えすぎると皮膚が伸び縮みを繰り返し、シワやたるみの原因になりやすいのです。
また、表情筋のトレーニングは、特定の筋肉と皮膚が使われやすく、同じ部分の皮膚に何度も負荷がかかり、シワが定着してしまうこともあるでしょう。
表情筋のトレーニングによって、シワができやすい部位をご紹介します。
目尻
瞼を開いたり閉じたりするための眼輪筋は、衰えると上瞼が垂れたり下瞼がたるんだりして、クマやたるみの原因になります。
しかし、眼輪筋を鍛えすぎると、目尻のシワが定着する可能性もあります。
メイクをする時やスマートフォンなどを見る時にも使う筋肉なので、鍛えすぎるのは避けましょう。
おでこ
額の正面にある前頭筋は、いわゆるおでこの筋肉です。
この筋肉が衰えると、瞼が下がり、顔の全体が下がったような印象になることもあります。
ただし、この前頭筋は額の横ジワを作る筋肉であるため、トレーニングを行いすぎることで眉の位置が上がり、横ジワが定着することもあるでしょう。
また、眉の位置が上がったことにより、眼輪筋が使われなくなり、たるみに繋がってしまう可能性もあります。
眉間
眉間もシワができやすい部位の一つでしょう。
眉間の筋肉は、皺眉筋と呼ばれ、眉間の縦ジワを作る筋肉です。
スマートフォンやパソコンを長時間見ている時に、無意識に顔をしかめてしまうこともあるのではないでしょうか。
この際、シワがよってしまい、眉間のシワが定着してしまう可能性もあります。
シワができやすい筋肉であるため、鍛えすぎるのは避けた方が良いでしょう。
口
唇の周りを囲んでいる筋肉を口輪筋と言います。
この筋肉が衰えてしまうと口角が下がり、老けた印象になります。
鍛えることで頬のたるみやほうれい線の対策にもなりますが、やりすぎてしまうと唇周辺の縦ジワの原因になりかねせん。
また、口角下制筋や下唇下制筋は口を引き下げる筋肉ですが、ここを鍛えすぎてしまうとほうれい線の原因にもなるため、注意が必要です。
表情筋を正しく鍛えるコツ
表情筋を鍛えること自体が、必ずしも顔に対して悪影響を及ぼす訳ではありません。
表情が豊かになったり、シワやたるみを改善できたりする効果があります。
しかし、正しい頻度や方法を誤って行うと逆効果になりかねないため、あくまでも正しい頻度と方法でトレーニングをすることが大切です。
顔の筋肉をバランス良く使う
顔の筋肉はとても繊細であるため、誤った方法でトレーニングをしてしまうと皮膚に大きな負荷をかけ、シワやたるみの原因になってしまいます。
また、皮膚が1枚で繋がっているため、特定の部分だけ動かすトレーニングを繰り返すと、負担が大きくなります。
このため、表情筋のトレーニングだけでなく、ストレッチやマッサージも取り入れ、顔の筋肉を全体的にバランス良く使うことが大切です。
鏡を見て行う
表情筋のトレーニングを行う場合は、鏡を見ながら行いましょう。
鏡を見ることで、どこを鍛えているのか、正しくトレーニングできているかを確認しながら行うことができます。
鏡を使わずに間違った部分を鍛えてしまうと、シワやたるみの原因になる可能性があります。
鍛えたい箇所が正しく動かせているのか、自分で確認しながら鍛えるようにしましょう。
頻度に注意する
表情筋のトレーニングを行う際は、頻度にも注意しましょう。
毎日行うと、皮膚への負荷が大きくなり、シワやたるみの原因になりかねません。
また、1回のトレーニングは長時間行わず、短時間で終わらせるように心がけることも大切です。
1分間のトレーニングでも十分に効果が得られるため、筋肉を使ったら休ませる意識も必要です。
普段から表情を使う
表情筋のトレーニングだけに頼らず、普段から表情筋を意識して生活することも大切です。
また、自分の表情の癖を鏡で確認し、左右のバランスや使うことができていない筋肉の有無なども確認しましょう。
美顔器を活用する
美顔器を活用することで、効率的に表情筋のトレーニングをすることができるでしょう。
美顔器には、顔のハリやたるみに効果のある有効成分が含まれているものもあります。
特に、EMS美顔器は電気によって筋肉に刺激を与えて動かすことができるため、鍛えにくいような部位にも、アプローチすることができます。
ただし、美顔器を活用する際も、頻度や使い方に注意しましょう。
使用する美顔器の取扱説明書に記載されている方法で、美顔器を使用することが大切です。
まとめ
表情筋のトレーニングは、適切に行うことで、ほうれい線などのシワやたるみの改善が期待できます。
しかし、表情筋を鍛えすぎると、しわやたるみが増え、逆効果になってしまう可能性があります。
特に、目尻やおでこ、眉間、口周りの表情筋はシワが定着しやすいため、注意が必要です。
表情筋のトレーニングを行う際は、顔の筋肉をバランス良く使いながら鍛えることを意識し、鏡を見ながら正しい方法で行いましょう。
また、長時間のトレーニングは避け、筋肉を動かすだけでなく休ませることも大切です。
表情筋を鍛える際は、美顔器を活用することも効果的です。
普段使うことが少ない表情筋にもアプローチすることができる美顔器もあるため、効果的に活用することで、しわやたるみの改善が期待できます。
表情筋のトレーニングだけでなく、普段から表情筋を使うことを心がけることも大切なので、普段の生活において表情を使うように意識しましょう。
2021年12月26日
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