目指せサラサラ快適肌! 脂性肌の原因と改善方法について
脂性肌とは、皮脂の量が極端に多い肌質のこと。
脂性肌になると肌がテカるだけでなく、毛穴の詰まりや黒ずみができやすくなるなど、さまざまな肌トラブルを招いてしまいます。
改善するためにはどうしたら良いのか、脂性肌になる原因と共に詳しく探ってみましょう。
脂性肌の原因とは
≪ホルモンバランスの乱れ≫
ホルモンバランスが乱れると皮脂量を増やす男性ホルモンが優位になり、脂性肌になりやすくなります。
なお、ホルモンバランスの乱れは睡眠不足・ストレス・体の冷えなどにより引き起こされるため、脂性肌を改善するには、スキンケアだけではなく生活習慣の見直しも必要です。
≪偏った食生活≫
脂っこい食事を続けていると、おのずと皮脂の量も増えてしまいます。
特に飽和脂肪酸の過剰摂取は肌質を悪化させるため、肉類・乳脂肪・バターやマーガリンの摂り過ぎには注意しましょう。
≪間違ったスキンケア≫
洗顔をし過ぎていたり、皮脂をあぶらとり紙で取り過ぎたりしていると、脂性肌になる原因となってしまいます。
皮脂が極端に足りなくなると肌が乾燥し、かえって皮脂量を増やしてしまうからです。
脂性肌改善のためのスキンケア
≪クレンジングや洗顔はやさしく丁寧に≫
いくら皮脂を取り除きたくでも、ゴシゴシと肌をこする洗顔はNGです。
クレンジング料も洗顔料も適量を使い、肌に負担をかけずやさしく丁寧に行いましょう。
また、1日に何度も顔を洗うと、バリア機能が低下してニキビなどの肌トラブルを招きやすくなります。
洗顔は朝と夜の2回、クレンジングは夜の1回のみにして、必要以上に皮脂を洗い流さないようにしましょう。
≪油分より水分を補う≫
脂性肌は油分と水分のバランスが悪く、油分のほうが極端に多くなっています。
そのため、やさしい洗顔で適度に皮脂を落としたら、化粧水で水分をたっぷり補うようにしましょう。
水分を補うことで油分と水分のバランスが整い、肌トラブルを起こしにくい肌になります。
コットンに化粧水を染み込ませて行うローションパックもおすすめです。
≪クリームは少量を薄く伸ばす≫
脂性肌に乳液やクリームをたっぷりつけると、毛穴詰まりの原因になってしまいます。
乳液やクリームを使う場合は、少量を薄く伸ばして使うようにしましょう。
皮脂の量が多い場合は、化粧水の後に保湿美容液を塗るだけでも十分ですよ。
≪あぶらとり紙を使わない≫
顔がテカるとあぶらとり紙を使いたくなりますが、皮脂を吸い取り過ぎて乾燥を招く恐れがあります。
過剰な皮脂はティッシュで軽く押さえて取り除くようにしましょう。
ティッシュなら、皮脂の取り過ぎを防げますよ。
いくらスキンケアをしっかりしていても、生活習慣が乱れていては改善にはほど遠くなってしまいます。
どちらか一方に偏ることなく肌質改善を試みてください。
2016年10月24日