肌のくすみの原因と改善策をご紹介!くすみに効果的な食べ物とは?
肌のくすみに悩まれている人もいるのではないでしょうか。
年齢別で、肌のくすみの原因は異なりますが、普段のスキンケアを変えてみたり、生活習慣や食生活を見直したりすることが大切です。
この記事では、肌のくすみの原因や改善方法について、ご紹介します。
肌のくすみとは
肌のくすみとは、顔の明るさが本来よりも暗く見えてしまう状態のことです。
肌がくすんでいる場合、肌が黄色や茶色っぽく見えているなど、透明感やツヤが失われ、肌がトーンダウンしている状態です。
肌がくすんでいることで、顔が疲れて不健康そうに見えたり、老けて見えたりするので、肌のくすみを改善し、いきいきとした若々しい肌を保つと良いでしょう。
しかし、「どうやって肌のくすみを改善したら良いか分からない…」「年齢のこともあるし、もう仕方ない…」と諦めてしまっている人もいるのではないでしょうか。
年齢によって肌質が変わってくるだけでなく、何が原因なのか、何が自分に合ったケアなのか悩んでしまう人も多いです。
まずは、肌のくすみの原因を正しく理解し、改善する方法を知ることで、くすみのない美しい肌を手に入れることができるでしょう。
肌のくすみの原因って?
肌のくすみの原因には、どのようなものがあるのでしょうか。
それぞれご紹介します。
ターンオーバーの遅れ
肌の表皮は、いくつかの層になっていますが、肌の一番奥の基底層で作られた皮膚細胞が上に押し上げられることで、肌の表面に出てきます。
古い細胞は角質となって剥がれ、肌の細胞が生まれ変わるという仕組みです。
これを繰り返すことがターンオーバーと呼ばれているものですが、このターンオーバーが遅れることによって、古い角層細胞が肌の表面から剥がれ落ちずに残り、肌のくすみの原因となります。
不適切なクレンジング
自分の化粧品に合っていないクレンジング剤(例:ウォータープルーフの化粧品に対して洗浄力の弱いクレンジング等)を使っていたりすると、メイクを落としきることができず、汚れとして肌に残ってしまい、肌のくすみの原因となります。
メイクをした日には、それに見合った洗浄力のクレンジング剤を使うなど、その日のメイクはその日の内にしっかりと落としきるようにしましょう。
肌の乾燥
肌が乾燥すると、ターンオーバーを早めて新しい角質が作られますが、ターンオーバーが早すぎると、十分な水分量を持っていない角質が表面に出てきてしまいます。
これにより、肌のザラザラで凹凸が目立ち、透明感が失われ、肌がくすんでしまうことになります。
ターンオーバーは遅すぎても、早すぎても肌のくすみの原因となってしまいます。
ターンオーバーの乱れの原因は、加齢やストレス、生活習慣や食生活の乱れなど様々です。
また、日焼けや摩擦により肌がダメージを受けた場合も同様で、乾燥して肌のくすみに繋がってしまいます。
血行不良
クマや青白いくすみ、むくみが目立つ場合は、血行不良が原因の可能性が高いでしょう。
血流が悪くなると、毛細血管が目立ち顔色が悪く見える上に、肌の細胞に十分な栄養が届かずに老廃物が溜まってしまい、肌のくすみに繋がります。
冷え性の人は、血行不良による肌のくすみを引き起こしがちなので、特に注意が必要です。
年齢別によくある肌のくすみ
肌のくすみには、年齢別で特徴があります。
それぞれの年齢別の肌のくすみについて、ご紹介します。
20代
20代の人に多い肌のくすみの原因は、シミやそばかす、ニキビ跡などによる色素沈着、肌の乾燥によるものが多いです。
特に20代後半は、「お肌の曲がり角」と呼ばれているほど、肌トラブルが多く、今までは悩んでいなかったシミや大人ニキビに悩まされることもあります。
また、今まで脂性肌だった人が急に乾燥するようになるなど、肌質に変化があることが多いため、肌のくすみに繋がってしまいます。
日々のケアを欠かさないだけでなく、年齢とともにケアの方法を工夫すると良いでしょう。
30代
30代になると、20代までの時と比べ、肌の皮脂の量が大きく下がることが多いです。
このため、乾燥によって肌がくすんでしまうことも増えるでしょう。
また、ターンオーバーが乱れやすい年代でもあり、肌がごわついて透明感が失われてしまったり、シワ、シミもできやすくなったりなど、肌がくすんで見えるケースがあるのです。
40代
40代は、ホルモンバランスが崩れやすいだけでなく、加齢の影響もあり、肌のエイジングが本格的に始まります。
シミやシワだけでなく、ハリが失われ、肌のたるみが気になることが多くなるでしょう。
40代はターンオーバーの周期が変わり、古い角質が溜まりがちになるだけでなく、肌の色が変わることによって、肌全体がくすんで見えてくるようになります。
自分が思っている以上に、お肌のケアをするように意識をすることが大切です。
くすみ改善にむけてできること
肌のくすみは、様々な原因によって起こりますが、改善するためにはどのようなことをすれば良いのでしょうか。
ここでは、くすみを改善するために必要なことについて、ご紹介します。
洗顔
洗顔は、肌の汚れを落として美しく保つために大切ではありますが、洗いすぎは禁物です。
洗いすぎてしまうと、必要な水分や成分までも洗い流してしまい、肌が乾燥し、肌がくすむ原因になってしまいます。
また、熱すぎるお湯での洗顔も、同様に乾燥を引き起こすので避けた方が良いです。
ぬるま湯で、しっかりと洗顔料を泡立てて優しく洗うことが大切です。
肌トラブルを防ぐためにも、洗顔料は残らないようにしっかり洗い流しましょう。
クレンジング
メイクの濃さや化粧品の種類によって、クレンジング剤は使い分けると良いでしょう。
ただし、洗浄力の強いものは肌の刺激となり、乾燥などの肌トラブルを引き起こし、肌のくすみの原因となってしまいます。
人によって肌質が異なるので、自分に合った成分のクレンジング剤を選ぶようにしましょう。
また、クレンジングを行う頻度やタイミングにも注意して行うことが大切です。
化粧水
化粧水は、洗顔後にすぐにつけるようにしましょう。
洗顔後の肌は、すぐに乾燥してしまうため、肌のくすみを防ぐためにも、できるだけ早めに水分を与えることが大切です。
特に、お風呂上がりのスキンケアは、早い段階で行うようにしましょう。
顔が乾いたと自覚する前に、化粧水をつけるのが大切です。
食べ物
肌のくすみを改善するには、スキンケアだけでなく、内側からのケアも大切です。
このため、食生活にも気を使い、食べる物にも気を付けましょう。
血行を促進してくれるナッツ類やアボカド、抗酸化作用がありビタミンCを多く含む、緑黄色野菜やフルーツを食事に取り入れると良いでしょう。
とはいえ、特定の栄養素を摂取するのではなく、バランス良く栄養を摂ることが大切です。
炭水化物、タンパク質、ビタミンなど食事の種類を増やすことも効果的です。
また、朝起きたら白湯を朝1杯飲むなど、身体を冷やさないようにすることも大切です。
生活
代謝が落ちていると、血行不良になり肌がくすむ原因になってしまいます。
また、免疫力の低下も肌のターンオーバーに影響が出てくるため、適度な運動を心がけたり、マッサージをしたりして、老廃物を排出することが大切です。
運動やマッサージを習慣づけることで血行が促進され、クマやむくみが解消されやすくなり、肌のくすみの改善に繋がります。
ただし、マッサージは強くやりすぎると摩擦によって肌のくすみが悪化する可能性があるため、マッサージクリームなどを使って優しく行うようにしましょう。
紫外線対策
紫外線は肌にとって、天敵です。
紫外線により肌にダメージを受けると、メラニンが生成され、肌が茶褐色になり、顔がくすむ原因となってしまいます。
日焼け止めは、夏だけでなく1年中塗り、外に出る時は日傘や防止などで紫外線対策をするなど、できるだけ紫外線から肌を守るようにしましょう。
肌のくすみをなくすには?
肌のくすみには、肌のターンオーバーの乱れ、肌の乾燥、血行不良によるものなど様々な原因があります。
自分の年齢に応じた肌の状態を知っておくことや、普段のスキンケアを変えてみたり、生活習慣や食生活を見直すことが大切です。
毎日の正しいケアを続けることで、肌のくすみが改善され、透明感のある美しい肌を手に入れることができます。
家庭用の美顔器を使って、自宅で日々のケアをするのもおすすめです。
美顔器は肌のくすみや肌のキメ、たるみ、シワなど、様々な悩みにアプローチすることが可能となので、毎日のケアに取り入れてみると良いでしょう。
2021年10月31日