爪に【ひび割れ】や【縦線】ができる原因と治すための対処方法
美しい指先を手に入れたいと考える女性は多いため、知らない間に爪にひび割れが起こっていたり、縦線が入っていたりするとショックを受けてしまうものです。
今回は爪に縦線やひび割れができる原因や縦線の種類、治すための対処方法について紹介していきます。
■INDEX■
1.爪にひび割れや白い縦線ができる原因
2.爪のひび割れだけじゃない! 爪に黒い縦線ができる原因
3.爪のひび割れなどのトラブルを治すための対処方法3つ
爪にひび割れや白い縦線ができる原因
爪にひび割れが起きたり縦線が入ったりしてしまうのは、爪の老化が根本的な原因です。
肌と同じように爪も老化により水分保持力が低下して乾燥しがちになってしまったり、爪自体が脆くなることでひび割れや縦線が発生しやすくなってしまうのです。
また過度なダイエットやバランスの悪い食生活による栄養不足や、冷え性などによる血行不良も爪の悪化を早めてしまう大きな原因のひとつ。
特に爪に深い溝や横線が入っている場合には、貧血や栄養不足のサインであるとも考えられるため食生活などを見直す必要があります。
爪のひび割れだけじゃない! 爪に黒い縦線ができる原因
爪の黒い縦線が徐々に小さく薄くなる場合にはあまり心配がいりませんが、まれに黒い縦線が出ることがあります。
これは、加齢による色素沈着やストレス・生活習慣の乱れが原因で起こることがあります。長い期間にわたって、爪の黒い縦線に変化が起きていなければ必要以上に心配しなくても大丈夫です。
ストレス解消につとめたり、栄養バランスの良い食事や質の良い睡眠をとったりするように心がけましょう。
しかし、病気が原因で発生している可能性もあります。
<メラノーマ(爪下悪性黒色腫)>
これは爪の下にできる皮膚ガンのこと。
爪の中に黒い筋が現れその黒い筋が徐々に広がっていくのが特徴で、放っておくと爪全体が黒く覆われてしまいます。
実は、筆者も爪に黒い縦線が出て病院に行ったことがあります。
そのときは、爪を削って採取しガン細胞ではないか検査したのですが、結果は陰性。おそらくどこかにぶつけたなどで爪が圧迫されてメラニン細胞が活性化しているのでは?ということでした。
悪化して酷い状態になると指を切断しなくてはならないケースもあるため、黒い筋が大きくなっていくような場合にはなるべく早く皮膚科を受診し検査を受けた方がよいでしょう。
<アジソン病(副腎低形成)>
これは副腎臓皮質ホルモンが低下してしまう病気で、難病に指定されています。
副腎臓皮質ホルモンの不足により全身の倦怠感や筋力の低下・消化器系の不調や鬱などの精神症状が起こり、悪化するに伴い爪に黒い縦線が現れます。
アジソン病の場合、爪の縦線は1本ではなく複数本に見られ、足の爪にも現れるのが特徴です。
気になる場合には内科を受診し検査を行うことが大切です。
爪のひび割れなどのトラブルを治すための対処方法3つ
病気ではなく老化による爪のトラブルの場合には、ケアを行うことでひび割れや縦線の症状を緩和していくことができます。
1. 栄養をしっかりとる
老化を止めることはできませんが、栄養をしっかりとることで爪の健康を改善していくことができます。
特に爪の原料となるたんぱく質(肉・魚・卵・大豆等)は積極的に取り入れるようにすると良いでしょう。
また、貧血気味の場合には鉄分を意識することも大切なポイント。
もし栄養バランスが不安な場合には、サプリメントなどでビタミン・ミネラル・亜鉛・鉄分を摂取するのもおすすめです。
2. 爪の保湿
老化による爪の水分保持力の低下は、クリームやオイルを使ってサポートしていきましょう。
ハンドクリームでも良いですが、より効果を実感したい場合は粒子の細かいネイルオイルを利用すると良いですよ。
また、洗い物をする際、お湯は爪の水分や油分を低下させてしまうため、お湯で洗う場合はなるべくゴム手袋などを使いましょう。
3. 指先の血行促進
冷え性の方は、オイルやクリームで指先をマッサージするのも効果的です。
爪の根元付近を逆の手の親指でくるくると押していけば良いので、お風呂上がりや保湿ケアの後にマッサージも取り入れていくと良いでしょう。
気になる爪の縦線やひび割れですが、しっかりケアを行っていくことで改善していくことができます。
効果が出てくるまでには時間がかかりますが、根気よくケアを行ってネイルにも負けない美しい爪を手に入れてください。
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2017年4月24日