脂性肌に最適なスキンケアの方法とは？ニキビを防ぐためのポイント！
肌のテカりやベタつきなどが目立つ脂性肌に悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
脂性肌の方は毛穴が詰まりやすく、ニキビの原因にもなります。
脂性肌は、体質やスキンケアの問題もありますが、ホルモンバランスや生活習慣の乱れが原因になっている場合もあります。
普段からのスキンケアはもちろんですが、生活習慣などの改善を行い、内側からのケアをすることで、脂性肌による肌トラブルを防ぐことが可能です。
この記事では、脂性肌の方におすすめのスキンケアについて、ご紹介します。
脂性肌になってしまう原因とは？
脂性肌になってしまう原因は、遺伝やストレス、生理前や産後のホルモンバランスの乱れ、スキンケアの問題など様々です。
それぞれの原因について、解説します。
遺伝が関係している
脂性肌は、元々の体質や遺伝的な原因もあります。
元々、自分の肌がオイリーであると感じていたり、思春期にニキビに悩んでいたことがあったりする方は、遺伝的に脂性肌の可能性が考えられます。
スキンケアや生活習慣を見直すことで、脂性肌と上手く付き合っていくことはできるので、諦めずに様々な方法を試すことが大切です。
ホルモンバランスが乱れている
ホルモンバランスが乱れていることが、原因の場合もあります。
男性ホルモンであるテストステロンや女性ホルモンであるプロゲステロンが増加することで皮脂の分泌量が増え、結果的に脂性肌の原因になるのです。
ホルモンバランスは、ストレスや生理の前後、産後に乱れやすくなるので、できるだけ乱れないような生活を送ることを意識しましょう。
正しくスキンケアができていない
日々のスキンケアが間違っていると、皮脂の分泌量が増えて脂性肌になり、ニキビの原因になります。
油分の多すぎるスキンケア用品を使っていたり、べたつきが気になるからといって洗浄力の強い洗顔料やクレンジングを使っている場合は、注意が必要です。
現在、使用しているスキンケアアイテムを見直してみることで、脂性肌の改善に繋がる可能性があります。
生活習慣が乱れている
生活習慣の乱れも、脂性肌の原因の一つです。
正しいスキンケアをしていても、栄養素やストレスなど、生活習慣が乱れている場合、脂性肌の改善をすることは難しいです。
食生活の乱れ
甘いものや炭水化物など、糖質の過剰摂取はインスリンの大量分泌に繋がります。
このインスリンが皮脂腺を刺激することで、皮脂の量を増加させ、脂性肌になってしまいます。
また、油分の多い揚げ物やジャンクフードなども皮脂の過剰分泌の原因になってしまいます。
我慢をしすぎるのは、反対にストレスとなり、良くないですが、くれぐれも食べすぎには注意しましょう。
睡眠不足
睡眠不足になると、肌のターンオーバーが乱れ、肌荒れを引き起こすため、皮脂の分泌量が増えて脂性肌に繋がってしまいます。
また、睡眠が足りていないと、ストレスやホルモンバランスが乱れ、脂性肌になりやすい状態になります。
しっかりと睡眠をとり、生活習慣が乱れないように意識することが大切です。
脂性肌におけるスキンケアのポイント
脂性肌の方は、テカリや脂が気になるために、何回も洗顔をしたり、保湿をせずにスキンケアを終えてしまう場合もあるでしょう。
しかし、このようなスキンケアが、脂性肌の悪化に繋がってしまいます。
脂性肌の方に合う洗顔料やクレンジングを活用したり、脂性肌だからこそ、保湿をしたりすることが大切なのです。
丁寧に洗顔を行う
ごしごしと擦って洗顔をしたり、熱いお湯で流したりすると、皮脂の分泌量が増えてしまいます。
洗顔をする際は、洗顔料をネットを使用して泡立て、顔を包みこむように優しく丁寧に洗うことが大切です。
また、流すときには、ぬるま湯を使用し、肌に与える刺激を少なくするようにしましょう。
特に、皮脂が多くテカりやすいTゾーンには泡を最初に乗せて、皮脂を吸収させてから洗い流すことも重要です。
クレンジングの選び方を工夫する
クレンジングの選び方を工夫することも大切です。
クレンジング剤は、オイルタイプやミルクタイプ、バームタイプなど様々なものがあります。
洗浄力の強すぎるものは、必要な皮脂まで洗い流してしまい、肌を守るために皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
これにより、脂性肌を悪化させてしまうことになり、ニキビの原因にもなってしまうでしょう。
脂性肌の方には、低刺激かつ、毛穴ケアができるようなクレンジングがおすすめです。
また、洗いあがりがさっぱりするオイルクレンジングが良いでしょう。
十分に保湿をする
脂性肌の方でも、十分に保湿することが必要です。
水分や油分を適度に肌に与えることで、肌のうるおいのバランスが整い、皮脂の過剰な分泌を抑えることができます。
ただし、油分が多すぎるクリームなどは逆効果となってしまうので、できるだけ化粧水の量を増やしたり、パックなどを使ったりして肌を保湿しましょう。
美容液を使用する
日々の洗顔やクレンジングなどの基本的なスキンケアの効果を高めるために、美容液を使用することも効果的です。
脂性肌の方は、肌の保湿力を高めるものや水分量のバランスを整えてくれるような美容液がおすすめです。
自分の肌の状態に合わせて、より自分の肌に効果のあるものを選びましょう。
スキンケアと合わせて行いたい対策
脂性肌を改善するためには、正しいスキンケアを行うことが最も大切ですが、スキンケア以外の部分を見直すことも必要です。
スキンケアだけに力を入れても、脂性肌の根本的な改善をすることは難しいです。
ストレスや生活習慣など、体の内側からケアを行ったり、乾燥や日焼けなどから肌を守ったりすることも重要な対策です。
ストレスを対処する
まず、ストレスを対処することが大切です。
ストレスが溜まるとターンオーバーが乱れ、肌のバランスが崩れることで脂性肌を悪化させることに繋がります。
できるだけ、ストレスを溜め込まずに、趣味に没頭したり、適度な運動をしたりするなど、こまめにストレス発散をすることが大切です。
食生活を見直す
食生活を見直すことも、意識しましょう。
油分の多いものや甘いものの食べすぎは、皮脂を過剰に分泌させる原因になります。
ビタミンB1やビタミンB2、ビタミンCは皮脂の分泌量を整えるほか、抗酸化作用もあるので、普段の食事に積極的に取り入れるようにしましょう。
良質な睡眠をとる
睡眠不足は、ホルモンバランスの乱れや肌の新陳代謝の低下を引き起こし、脂性肌を悪化させてしまうことになります。
早寝早起きを心がけ、良質な睡眠を毎日しっかりとるように心がけましょう。
良質な睡眠をとることで、健康な肌の状態を保つことに繋がるでしょう。
外部からの刺激を防ぐ
エアコンや紫外線など、外部からの刺激を防ぐことも大切です。
夏や冬につけることが多いエアコンは、肌を乾燥させてしまい、皮脂の過剰分泌を引き起こすリスクを高めてしまいます。
できるだけ、直接風が当たらないように気を付けたり、普段よりも保湿に力を入れたりなどの意識をすると良いでしょう。
また、紫外線も肌への刺激となり、脂性肌を悪化させる原因になります。
晴れている日だけではなく、曇りの日でも紫外線によるダメージを受けてしまうことになるので、普段から日焼け止めを塗るように心がけましょう。
まとめ
脂性肌は、皮脂が過剰に分泌されるため、毛穴が詰まりやすく、ニキビなどの毛穴トラブルを引き起こす原因になります。
遺伝的な要素だけでなく、誤ったスキンケアやホルモンバランス、生活習慣の乱れなど、様々な原因で脂性肌になることがあります。
脂性肌の方は、普段のスキンケアを意識することが大切です。
このため、洗顔の方法やクレンジング、スキンケアアイテムが本当に自分に合っているかなどを見直してみましょう。
また、スキンケアだけでなく、生活習慣や紫外線など外部の刺激に対しても対策が必要です。
普段の生活から、お肌に良い生活を心がけましょう。
2021年11月30日
関連記事
バックナンバー
