まとまりのある髪へ! 枝毛を予防するヘアケアポイント
自分の髪を見たときに、ふと枝毛が気になったことはありませんか?
枝毛は一度できてしまうと元通りにはならないので、切るしかありません。
気を付けて毎日のケアをしているつもりでも、些細な誤ったケアが枝毛を引き起こしてしまいます。
どのようにケアしたら枝毛を防げるのでしょうか?
ここでは枝毛の原因と予防法について紹介します。
枝毛になってしまう原因とは?
髪の毛の先が枝毛になってしまう原因は、髪の毛の表面のキューティクルが剥がれてしまい内部の水分が失われることにあります。
また、髪の栄養不足も原因の1つです。
髪の毛は、長く伸びていくと毛先まで栄養が行きわたりにくくなるため、細くなっていきます。
細くなった髪は外からの刺激に非常に弱く、繊維が裂けやすくなるのです。
毎日のシャンプーで枝毛を予防する方法
枝毛を予防するためには、キューティクルが剥がれないようにすることが1番です。
まず、シャンプーやトリートメントをするときは頭皮をマッサージするように洗い、髪の毛はなるべく擦らないようにしましょう。
髪の毛についた汚れはシャンプーを流すときに落ちるのでゴシゴシ洗う必要はありません。
シャンプーやトリートメントを選ぶ際にも注意が必要です。
髪にうるおいを与える成分を含むものを選び、「キューティクルを保護する」という目的をしっかり持った製品を選ぶようにしましょう。
キューティクルを保護する成分には「アボカド油」「ヒドロキシプロピル加水分解シルク」「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」などがあります。
キューティクルが壊れる原因には、乾燥と熱、紫外線や摩擦があります。
ヒドロキシプロピル加水分解シルクには熱から髪を保護するヒートアクティブ効果があり、紫外線からはメトキシケイヒ酸エチルヘキシルがキューティクルを保護してくれますよ。
また、キューティクルの表面は脂質で覆われているため、アボカド油などの植物オイル類で髪を保湿することでキューティクルを守ることができますよ。
髪を洗った後はタオルでゴシゴシ擦らずに、髪の毛を包むように水気を拭き取るタオルドライを行ってください。
髪を洗った後は、必ずドライヤーを使って髪の毛を根元から乾かします。
髪の毛が濡れている状態は、キューティクルが剥がれやすいので自然乾燥は絶対にやめましょう。
また、ドライヤーの熱も髪にダメージを与えてしまいますので、なるべく髪から離して当てるようにしてください。
・髪染めで傷みがひどいときは
また、髪染めも髪に大きなダメージを与えて、パサついた髪にしてしまいますよね。
髪の傷みがひどい場合は、保湿成分の含まれたシャンプーに少しハチミツを加えてみてください。
手に取ったシャンプーにハチミツを2・3滴加えて洗うようにすると、次第に髪はうるおってきますよ。
ハチミツシャンプーをした後は、トリートメントなどを行ってくださいね。
髪の毛のダメージがひどい場合には、トリートメントやコンディショナーをもっと浸透させる工夫をしましょう。
蒸しタオルを用意し、トリートメントなどが塗られた髪を上から包むだけです。
トリートメント成分は温められることで、ゆっくりと髪に浸透していくため。蒸しタオルを巻いたら10分ほど放置しましょう。
それだけで今までよりも髪に馴染んでいきますよ。
枝毛を改善するためのヘアケア法
髪の毛は自己修復機能を持たない細胞のため、どんなにケアを行っても枝毛を元に戻す方法はありません。
切らなければ枝毛は枝毛のままです。枝毛を改善するのは難しいですが、ダメージによるパサつきが気になるときは、オイルやクリームをつけて髪の毛をコーティングしてあげましょう。
パサつきだけでなく広がりも収まりますよ。
枝毛にならないようにするためには、規則正しい生活や栄養バランスの良い食事も大切です。
食事でしっかり栄養をとり、睡眠も十分とってストレスをためこまないようにすれば、ツヤのある髪を手に入れることができますよ。
2016年3月31日