朝食に「おかゆを取り入れるメリット」と「おいしいおかゆの作り方」
消化吸収に優れたおかゆは、お腹の調子が悪い時や体調を崩している時などに食べる人が多いです。
しかし、おかゆは美容や健康に嬉しいメリットが豊富で、毎日の食事の中に取り入れるのが非常におすすめ。
中でも朝食におかゆを食べるとたくさんの嬉しい美容効果を得ることができます。
今回は朝食におかゆを食べるメリットや、おいしいおかゆの作り方などについて紹介していきます。
■INDEX■
1.朝食におかゆを食べるメリットとは?
2.メリットがたくさんある朝食のおかゆの作り方
朝食におかゆを食べるメリットとは?
●体内の水分不足を補い、肌の乾燥を予防する
人間は寝ている間にコップ一杯ほどの汗をかくともいわれており、朝の体は水分が不足した状態になっています。
体内の水分不足は健康に良くないのはもちろん、肌の乾燥を助長させる原因にもなってしまうため、朝はなるべく水分を補給できるような食事にしていくことが大切です。
その点水分を多く含むおかゆは体の中の水分不足を補い、食べることでお米の栄養も取り入れることができるため、肌の乾燥対策としても非常におすすめ。
温かいおかゆを朝に取ることで血行が促進されるため、皮膚の色を明るくし肌の状態を健康に保つ効果も期待できます。
●胃や腸の負担を軽減し、肌状態を整える。
おかゆは消化吸収が良いため、胃や腸といった内臓の負担を軽減させる効果があります。
内臓の疲労は肌トラブルを引き起こす大きな原因にもなるため、胃や腸を休めることは肌を美しく保つためにも非常に大切なポイントになります。
ただおかゆを噛まずに食べてしまうと、唾液による分解が行われないためかえって胃や腸の負担になってしまうことも。
しっかり噛んで食べることを心がけ、梅干しなどの唾液を分泌させる食品や歯応えのある漬物・野菜などと一緒におかゆを食べるようにすると良いでしょう。
●朝食のおかゆはダイエット効果も大!
おかゆはご飯に比べ低カロリーであるため、朝食に取り入れることで摂取カロリーを抑えダイエットの効果も期待できます。
さらに、温かいおかゆは朝の体を温めてくれるので、血行を促進し代謝をアップさせてダイエットを力強くサポートしてくれます。
メリットがたくさんある朝食のおかゆの作り方
おいしいおかゆを作るためには、やはり土鍋で炊くことが重要なポイント。
生の米で作る場合は、しっかり洗ったお米をザルに取り水気を切ってから、土鍋に入れ水を入れて炊いていきます。
分量の基本は、お米が1に対して水は7〜10程度が目安。
固めのおかゆにしたい場合にはお米1に対し7程度の水を足し、柔らかめのおかゆにしたい場合はお米1に対し10程度まで水を増やしても大丈夫です。
■おかゆの作り方
1. 米と水を土鍋に入れたら中火にかけ、白く煮立ってきたら鍋底に付いたお米を剥がしながら混ぜます。
2. しっかり沸騰したら火を弱め、鍋と蓋の間に箸を挟めて隙間を作ってから蓋をしましょう。
隙間を作ることで中の温度が熱くなりすぎず、お米をゆっくり美味しく炊いていくことができます。
3. 弱火のまま30〜40分ほど炊き、炊き上がったら塩をお好みで少量混ぜたらおかゆの完成です。
冷やご飯で作る場合には、ご飯の3倍量ほどの水を入れて中火で10〜15分ほど炊けばOK。
そのままのおかゆも美味しいですが、お好みの野菜やきのこ類・卵・調味料などを加えてアレンジをしても良いですね。
朝食のおかゆは体に良いだけでなく、美しい肌の強い味方でもあります。
少しだけ早起きをして美味しいおかゆを食べて、若々しい肌と体を作っていきましょう。
2017年4月17日