美顔器でシミは消える?よくあるトラブルと共に効果的な使い方を解説
美顔器は間違った使い方をすると、肌トラブルの原因につながります。
そこで今回は、よくあるトラブルと効果的な使い方を解説します。
シミのケアに悩んでいる人は、参考にしてみてください。
【目次】
▪️シミとは?
シミとは?
シミとはメラニン色素が沈着した状態を指しており、いくつかの種類があります。
そばかす
紫外線の刺激から肌細胞を守るために、細胞内酵素であるチロシナーゼが活性化しチロシンがメラニン色素(黒色)へ変化して、そばかすができます。
その形状は数ミリ程度の斑点となり、頬のあたりでまばら状に発生します。
特に色白の方は注意が必要です。
そばかすは発生する年代に特徴があり、主に思春期とされる10歳から20歳くらいまでが最もできやすいです。
そして、40代前後まで発生する可能性が続くため、肌ケアを怠らないようにしましょう。
日光黒子(にっこうこくし)
日光黒子とは老人性色素班と呼ばれるもので、加齢により発症します。
個人差はありますが20代から30代で出来始め、年齢を重ねるうちにシミが濃くなります。
また、形状に特徴があり、最初は平たい状態ですが、加齢とともにだんだん盛り上がっていきます。
そばかすや肝斑は女性にできやすいものですが、日光黒子は男女関係なく発生します。
肝斑(かんぱん)
肝斑は女性特有のシミであり、頬骨や口の周囲で左右対称に発生する特徴があります。
女性ホルモンと関係があるため、30代から50代くらいまでの女性に発症することがほとんどです。
閉経を迎えると次第に薄くなるため、高齢者にはほとんど見られません。
シミの原因とシミを作る習慣
遺伝
そばかすの原因は遺伝による可能性が高いです。
体内に存在するメラニンは、黒褐色のユーメラニンと赤色・黄色のフェオメラニンの2種類があります。
これらのメラニン量は遺伝性があり、体内にフェオメラニンが多い場合は色白でそばかすが発生しやすいです。
そこへ紫外線が加わると、さらにメラニン色素の活性が強まり、そばかすが多く発生するため注意しましょう。
紫外線
紫外線の影響が大きいシミは日光黒子と呼ばれます。
老人性色素班とも呼ばれており、多くのシミはこのタイプです。
年齢とともに肌代謝が低下して、過剰に作られたメラニンが十分にターンオーバー排出をされず、肌内部へ留まることで発症します。
紫外線は日光黒子だけでなく、そばかす・肝斑・炎症後色素沈着すべてのシミに対して悪影響を与えますので、十分に注意しましょう。
ホルモンバランス
ホルモンバランスの乱れが原因となるシミは、肝斑が代表格です。
女性ホルモンが関係しますので女性特有のシミとなります。
紫外線の影響が加わるとさらにシミができやすく、広範囲に濃く現れる可能性があるため注意しましょう。
やけどやニキビなどの炎症
外的要因の炎症が引き金となるシミを炎症後色素沈着と呼びます。
やけどやニキビなどがほとんどですが、化粧品かぶれや虫刺されによるものもあり、さまざまな炎症要因が該当するでしょう。
炎症によるダメージ回復のために、肌は新しい細胞を積極的に作ります。
その際に表皮層のメラニン色素生成細胞が刺激を受けて、メラニンを過剰に生成します。
通常であれば肌の新陳代謝によりメラニン色素は速やかに排出されますが、過剰生成されると長い間肌内部に留まることになり、シミとして残ってまいます。
美顔器でシミは消える?
美容液を使ったり、シミ用の化粧品を使ったりしてケアしている人もいるのではないでしょうか?
しかし、一度でききてしまったシミを消すことは難しく、化粧品だけのケアでは、即効性のある効果は望めません。
なぜなら、化粧品だけでは、肌の表面までしか美容成分が浸透しないからです。
そこで、手軽にお家で本格的なケアができる「美顔器」を使いましょう。
美顔器は、超音波やイオン導入、スチームなどの特殊な機能を利用して肌のケアをします。
そのため、コラーゲンの生成を促して肌にハリを与えたり、美容成分を肌の奥まで浸透させたりと、化粧品でケアするよりも高い効果が望めるのです。
だだし、美顔器といってもさまざまな種類があります。
美顔器の種類によって得られる効果が変わるため、選ぶときには注意が必要です。
自分の肌悩みにあった、効果的な美顔器を選ぶようにしましょう。
シミの改善に効果的な美顔器の種類とは
色々な種類や効果がある美顔器ですが、シミの改善に効果的な美顔器は「イオン導入タイプ」と「LEDタイプ」の2つです。
イオン導入タイプの美顔器
イオン導入とは、皮膚に微弱な電流を流すことによって、美容成分を肌の奥まで浸透させる技術です。
皮膚には、紫外線やアレルギー物質などが侵入しないように、肌を守るバリア機能があります。
しかし、バリア機能は有害な物質だけではなく、美容成分もブロックしてしまうのです。
そこで、イオン導入タイプの美顔器を使えば、一時的にバリア機能を超えて、有効な美容成分を肌の奥まで届けることができます。
その浸透力は、化粧品を塗布したときと比べて、30~100倍もあるのです
イオン導入を利用すれば、皮膚からは吸収しにくい、シミに効果的な「ビタミンC」や、ターンオーバーを活性化させる「プラセンタ」なども肌の最深部まで浸透します。
イオン導入タイプの美顔器は、肌悩みにあった成分を浸透させることができるので、シミの他にも保湿やリフトアップなどオールマイティーに使えるのが特徴です。
イオン導入タイプの美顔器を使う際の注意点
美容成分を肌の奥へ浸透させる目的で使用されますが、粒子が大きくては浸透させることが出来ないため、粒子(分子構造)の小さい美容成分を使わなければいけません。
ちなみに使用可能とされる成分は、ビタミンC(シミに効果的)・プラセンタ(シミに効果的)・アミノ酸・トラネキサム酸が該当します。
一方、コラーゲンやヒアルロン酸は粒子(分子構造)が大きいため、イオン導入タイプの美顔器の使用ができません。
また、美顔器を肌に直接当てての使用はトラブルの原因となりますので、できるだけ避けましょう。
フェイスマスクの着用、もしくはコットンシートを顔に貼り付けて、その上から美顔器を使えばよいでしょう。
その理由は、肌へ微弱電流を流すために直接使用は刺激が強すぎるからです。
また、イオン導入にかける時間も注意が必要です。
効果を求めて長時間の使用は却って肌荒れの原因になります。
一般的には1回10分~15分程度とされていますが、イオン導入美顔器の種類により違いがあるため説明書を十分に読んで使用するしましょう。
LEDタイプの美顔器
LEDとは、特定の波長を発光できる半導体です。
安全で痛みや副作用を伴わない光であることから、さまざまな分野で研究が進み、美容にも効果があることが判明しています。
肌にダメージを与えることなく美容効果を得られるのが、LEDタイプの美顔器の特徴です。
LEDには波長が異なる5つの光があり、光の色によって得られる美容効果も変わります。
「赤色」は肌に潤いやハリを生み出しシワを予防し、「青色」は殺菌作用がありニキビ予防や毛穴縮収に効果的です。
さらに「白色」は細胞を活性化させるためアンチエイジング効果を得たい人に向いており、「黄色」は傷ついた細胞を修復し正常な肌へと導く作用があります。
シミに効果が高いのは、「緑色」です。
緑色の光には、シミやニキビ跡、傷跡などの色素沈着を薄くする効果があります。
LEDタイプの美顔器を使う際の注意点
最先端のビューティーテクノロジーによりLEDタイプ美顔器が開発されました。
特徴は目で見ることができる光(可視光線)である点と、非常に強力な光となる点です。
使用方法を守れば肌への負担が少なく、基本的に肌への副作用は心配要りません。
しかし、連日・長時間の使用は肌への負担蓄積となり、ケアのつもりが逆に肌を傷める可能性があるため、説明書どおりの使用時間を守りましょう。
LEDタイプの美顔器の使用後は必ず化粧水・美容液・乳液などによるスキンケアを心がけましょう。
また、LEDライトは強力な光ですから、直接光源を見ると視力低下や気分の悪さにつながる可能性があります。
LEDタイプの美顔器を目の周囲に使用する際には、くれぐれも直接光が目に当たらないように注意しましょう。
シミが増えた?濃くなった?シミに関する美顔器のトラブル
美顔器の使い方を誤ったり、間違ったスキンケアをしたりしてしまうと、シミの原因になります。
美顔器を使って肌をケアするなら、正しい使い方を守りましょう。
以下のようなトラブルには注意してください。
使いすぎによる色素沈着
「早く結果を出したいから…」などと、一日に何回も美顔器を使っていませんか?
残念ながら、回数を増やしても効果がアップするわけではありません。
それどころか美顔器の使いすぎは、肌に多大なダメージを与えて炎症を引き起こします。
美顔器は、肌に特殊な刺激を与えることで肌への効果を高めています。
頻繁に美顔器使うと、肌疲労が起こり肌細胞のターンオーバーを乱し、くすみなど色素沈着を引き起こすことがあります。
さらに、過剰な刺激によって肌細胞が傷つき、乾燥や肌あれの原因になることもあります。
また、肌が美顔器の刺激に慣れてしまうという問題もあります。
毎日美顔器を使うと、肌が慣れて肌の回復機能が衰えてしまうのです。
そうなると美顔器なしではいられないほど、肌の調子が悪くなってしまいます。
美顔器の使用は、週に2~3回までに留めるようにすると良いでしょう。
キレイな肌を手に入れるためには、使用頻度、時間、使用方法を必ず守りましょう。
UVケアの怠りによる日焼け
シミの原因となるのが日焼けです。
紫外線を浴びると肌は炎症を起こしますが、炎症を起こした状態のことを「日焼け」と呼びます。
その炎症から肌細胞を守るために、皮膚はメラニン色素を生成するのですが、メラニン色素が過剰に分泌されると肌に沈着し「シミ」となってしまいます。
他にも、紫外線は肌細胞を傷つけ、乾燥を引き起こします。
そのような状態の肌に美顔器を使うと、さらにダメージを与えかねません。
また、肌が乾燥すると、色素が沈着しやすくなるため、UVケアは怠らないように注意しましょう。
使用後のケア不足
美顔器を使用した後は、ジェルやクリームなどで保湿しましょう。
油分でフタをすることによって、潤いが持続します。
乾燥すると肌トラブルになるので、気をつけましょう。
また、美顔器を使った後は、2日ほど肌を休めるようにすると良いでしょう。
美顔器を使わない日は普段通りのスキンケアを行えば大丈夫です。
美顔器は正しく使うことで効果が出るため、使用上の注意点を守って使いましょう。
シミに悩む方におすすめの美顔器
ツインエレナイザ―PUREMIUM
ホームエステプレミアムセット
<セット内容>
・本体(充電式・コードレス)
・モイスチャーローション
・ビタミンC美容液
・植物性プラセンタ原液
・植物性コラーゲン原液
・コットンリング
・アダプター
・使い方マニュアル
<値段>29,700円(税込)
<製造・販売>エビス化粧品(日本製)メーカー保障1年付き
シミに悩む方におすすめの美顔器は、「ツインエレナイザーPUEMIUM」です。
化粧水と美容液がセットになっているので、届いたその日から使えます。
美顔器本体には、肌の奥にある汚れまで取り除ける「イオンクレンジング」や、毎秒約300万回の超音波振動で美容成分を肌のすみずみまで届ける「ツイン導入器」、超音波と高周波、音感ケアで3つのトリートメントを行う「トリプルパワー」といった多彩な機能が搭載されていることが特徴です。
さらに、トリートメントで温まった肌を手早く冷やす「クールモード」も付いています。
ツインエレナイザーPUEMIUMは、1日10分使うだけで、クレンジングと美容液浸透、リフトケアを同時にできます。
他にも、スイッチひとつで簡単に操作でき、液晶モニターでお手入れの状態や、電池残量もチェックすることができます。
また、限りなく音を排除した超静音設計なので、操作音も気になりません。
肌の状態をリセットし、美容成分を肌のすみずみまで届けてケアをする、ツインエレナイザーPUREMIUMはシミ改善にも効果が期待できます。
若々しい印象の美肌に導く美顔器ですので、シミに悩む方は使ってみてください。
2020年9月28日