目の下のたるみが気になる人へ!美顔器でのケアについて詳しく解説
「目の下が最近たるんできた」、「顔が前より老けて見える」とお悩みの方はいませんか?
老化現象が見られやすい目の下ですが、たるみが出てきてしまうと実年齢より老けて見られてしまいます。
肌のハリや弾力が減少して、たるみが目立つようになってきたと感じたら、ケアを始めることが大切です。
目の下がたるんでしまう原因、美顔器で目元をケアする際の安全性、目の下のたるみを改善する方法や、たるみに効果的な美顔器の機能について詳しくご紹介していきます。
おすすめの美顔器も併せてご紹介するため、改善を目指したい人は必見です。
目の下のたるみは老化のサイン
老化現象は目の周りから現れ始めると言われています。
「最近目の下がたるんできた気がする」「目の下の袋が目立つようになってきた」という人は肌が老化している可能性が高いです。
目の周りに変化が見られると実年齢より老けて見られることがあります。
目の下に脂肪がたまりやすいなど体質による場合もありますが、目の下がたるみ始めたらエイジングケアが必要なタイミングかもしれません。
目の下のたるみの原因
目の下にたるみが見られる原因とは何でしょうか?目の下のたるみの原因について詳しくご紹介します。
目の周りの筋肉の衰え
目の周りを覆っている筋肉のことを「眼輪筋(がんりんきん)」と言います。
この眼輪筋は目の下に位置する「眼窩脂肪(がんかしぼう)」と呼ばれている脂肪が前に出てこないようにサポートする役割がある筋肉です。
眼輪筋を普段使用しない人は、特に眼輪筋の筋力の低下が顕著に見られます。
また、加齢により筋肉が衰えていきます。
筋肉が弱化していくと眼窩脂肪が重力で圧迫されるため、ふくらみが目立つようになってしまういます。
ハリや弾力の減少
肌の内部にある真皮という層は、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンなどの成分で構成されている状態です。
しかし、年齢を重ねるごとに肌のコラーゲンやエラスチンが減少していくため、肌のハリが失われていき、弾力の損なわれた肌になります。
また、乾燥や紫外線により肌がダメージを受けると肌のハリが失われることがあるため、日々のケアが大切です。
目元への刺激
スマートフォンやパソコンを長時間使用することにより、目は私たちの予想以上に刺激を受けています。
特にパソコンで仕事をしている人や、暇な時間はスマートフォンをずっといじってしまうという人は注意が必要です。
さらに、まばたきの回数の減少により目の周りの筋力が低下してしまいます。
目元のたるみを改善する方法
目元のエクササイズ
目のたるみの原因となる筋肉の衰えを防ぐために、目元のエクササイズをしましょう。
8の字を描くように眼球をゆっくりと動かしていきます。
正面を向いて顔は動かさず、眼球だけを動かすことが大切です。
目を見開きながら行うようにしてください。
目元のマッサージ
想像以上に目元の筋肉は酷使されており、疲労の蓄積が筋力の衰えにつながります。
疲労物質で固まった筋肉をほぐすにはマッサージが有効で、指の腹部分を使いながら目の周囲にあるツボをゆっくりと押してください。
目の周囲には「太陽(たいよう)」、「承泣(しょうきゅう)」、「球後(きゅうご)」とよばれる3つのツボがあります。
それぞれを解説していきます。
太陽
太陽とは、目尻の外側にある骨のくぼみことです。
指の腹を使用して、ゆっくり押すことで血行促進の効果があります。
承泣
承泣とは、瞳の中心より真下にある骨のふち部分です。
左右にあるツボをやさしく押してください。
このツボは眼精疲労に効果があるため、疲れを感じたら押してみましょう。
球後
球後とは、目尻と承泣の間にあるツボのことです。
強く押す必要はなく、気持ちいいと感じる程度にマッサージすると、リンパ液や血液の流れを促すという効果があります。
すべてのツボに共通しますが、やさしく押すのがポイントです。
気持ちいいからといって、強く押すのは肌へ悪影響を及ぼす可能性があるため、注意してください。
アイクリーム
保湿性の高いアイクリームは肌のハリを保つのに効果的です。
目の周りは気温・湿度に敏感な部分のため、保湿ケアをよくしてあげましょう。
目元に違和感を覚える場合は、乾燥が進んでいる証拠といえます。
普段の基礎化粧のルーティンにアイクリームを加えましょう。
保湿成分が配合されたアイテムを選ぶようにしましょう。
また、継続することで効果を実感できるため、購入しやすい価格帯のアイクリームを選ぶことがポイントです。
UVケア
目の周囲は乾燥だけでなく、紫外線による影響も大きくあります。
紫外線は肌の奥深くまで届き、細胞レベルでダメージを与えるため、見た目年齢に多大な影響を及ぼします。
UVケアは紫外線が気になる夏場だけではなく、一年中することが大切です。
紫外線は波長によりUVA・UVB・UVCに分類されますが、このうち地表に届くのはUVAとUVBとなります。
日焼けの原因となるUVBだけでなく、肌の奥深くまで届くUVAへの対策は必須でしょう。
UVケアの代表格となるUVクリームにはSPF指数(UVBを防ぐ効果の指数:数値表示)とPA(UVAを防ぐ効果の指標:+の数で表示)が表示されます。
日常生活程度ならSPF:20, PA:++で十分ですが、炎天下で長時間過ごす場合には、SPF:50+、PA:++++を選んでください。
美容整形
目の下のたるみが気になるなら、最終手段として美容整形を検討してみてはいかがでしょうか?
整形施術法を列記して解説します。
脱脂法(経結膜下脱脂法)
たるみの原因は、下まぶたに溜まる眼窩脂肪(がんかしぼう)にあります。
脱脂法とは、これをまぶたの裏側から除去して、症状改善につなげる方法となります。
ヒアルロン酸注入法
目の下のくぼみが原因でたるみが生じているケースでは、その部分にヒアルロン酸を注入してくぼみを埋める施術方法となります。
個人差はありますが、数か月~2年程度キープが可能です。
脂肪注入法
経結膜脱脂により取り出した脂肪を、気になるくぼみ部分へ注入する施術方法です。
注入脂肪の50%程度が定着するため、比較的軽度症状の改善に効果があります。
下眼瞼切開法
眼窩脂肪の切除だけでなく余った皮膚も切り取る方法で、術後の腫れが少なく確実にたるみを取り除きます。
ただし、軽度のたるみ限定である点に注意してください。
下眼瞼除皺術(筋皮弁法)
下眼瞼切開法にプラスして眼輪筋肉を目尻方向へ釣り上げてクッキリした目元を作り出す方法です。
重度のたるみにも効果があり、気になる目尻のシワもすっきりとさせてくれます。
ハムラ法
下眼瞼除皺術をさらに進化させて、眼窩脂肪の切除を最小限にとどめる方法です。
施術後の経年変化が少なく、目の下部における凹みの心配は不要となります。
美顔器
目のたるみが目立つようになってたので美顔器でケアをしたいと考えている方の中で、「デリケートな目元を美顔器でケアできるのか?」と疑問に感じている人は多いのではないでしょうか?
一般的に美顔器の超音波は微弱な電流であるため、目の周りのケアに美顔器を使用しても問題ありません。
しかし眼球を傷つけてしまう可能性がゼロではないため、美顔器の取扱説明書をしっかりと読んだ上で十分に注意をして、目元周りをケアすることが大切です。
目の下のたるみに効果的な美顔器の機能
目の下のたるみを改善するのに効果的な美顔器の機能をご紹介します。
RF(ラジオ波)
RFとは周波数30~300MHzの高い電磁波のことを指し、美顔器などの美容機器で用いられている機能です。
電波により体内の水分を振動させ、熱を作り出すことで、皮下脂肪の分解をサポートします。
振動を与えて新陳代謝が活発になり、セルライトなど固まっている脂肪を柔らかくする仕組みです。
さらに、ラジオ波には、加齢により失われてしまったコラーゲンを熱で引き締める役割があります。
コラーゲンを引き締めることで肌にハリが生まれ、目の下のたるみを改善することができます。
それから、RF(ラジオ波)美顔器利用の際は、肌を守るために必ずジェルや専用美容液を使ってください。
併せて十分な保湿と、利用は3日に1度程度にしましょう。
スチーマー
スチーマーとは温かい蒸気を肌に当てる機能です。
スチーマーから出る蒸気によって、毛穴を開かせたり、固まっている肌を柔らかくしたりすることができます。
肌の調子を整えることができるため、メイクのノリが良くなったり、スキンケアの質が高まったりするなどの効果が期待できる性能です。
ただし、スチーマー自体に保湿効果があるわけではないので、スキンケアの効果を高めるためのツールという位置づけになります。
スチーマーによって目元を温めることで目の疲れを取り除くことができるなど、リラックス効果が期待できる機能です。
洗顔およびクレンジングをする際は、スチーム美顔器をあてながら行うことで、メイクや毛穴汚れが落ちやすくなります。
また、終わったら必ず保湿を忘れないようにしてください。
それから、スチーマーの水は小まめに交換を心がけましょう。
タンクにためたままの状態だと、水の劣化が起こってしまいます。
EMS
EMSとは「Electrical Muscle Stimulation」を省略させた言葉で、微量の電気によって筋肉を刺激する機能のことを意味します。
目のたるみを改善するのに効果的なエクササイズの役割がある機能です。
プロのアスリートもダイエットやトレーニングとしてEMSを取り入れているなど、注目を集めています。
普段あまり使っていない表情筋を鍛えることができるため表情も明るくなり、相手に好印象を与えることができます。
EMSは血流改善効果があるため、顔だけでなく全身に使えるのが大きなメリットです。
ただ、乾燥した状態だと効果が出にくいので、保湿をしてから使用してください。
それから、長時間使用は肌への負担が大きいため、禁止項目とされています。
超音波
超音波美顔器は高速振動を肌へ与えて、効率よく肌汚れを除去するものです。
さらに、フェイスラインのリフトアップ効果もあるため、肌ケアアイテムとして人気があります。
超音波の周波数(振動数)により機能面の違いがあり、高い周波数(毎秒800万回:8M㎐)なら毛穴汚れの除去に効果的です。
一方、低い周波数(毎秒300万回:3M㎐)なら表情筋への刺激により、リフトアップ効果が期待されます。
それぞれの機能をシーンに応じて使い分けてください。
おすすめ美顔器をご紹介
目の下のたるみを改善するのに効果的なおすすめの美顔器をご紹介します。
ツインエレナイザープレミアム ホームエステセット
エビスの提供するおすすめの美顔器「ツインエレナイザープレミアム ホームエステセット」は多機能性美顔器として人気を集めています。
目の下のたりみが気になる人におすすめの機能が、肌弾力センサーで美容成分を角質層の広範囲にしっかりと行き渡らせる「ツイン導入・トリプルパワー」です。
美容成分が浸透することで肌にハリが生まれます。
エステのような本格的なケアを家で行うことができるのでおすすめです。
フロウカッサ
「フロウカッサ」は中国の伝統的な美容法を取り入れた、肌のたるみを改善してくれるエビスの美顔器です。
ユニークな形状は肌を流すように使うために設計された伝統を再現しています。
さらに最新のテクノロジーを取り入れることで高い効果が期待できるアイテムです。
4種類の周波数のEMS機能である「FLOW EMS SYSTEM」を搭載しており、肌のたるみの改善を目指すことができます。
トルマリンミストセット
1秒間に16万回の超音波振動でミストを作り出す「トルマリンミストセット」。
ミネラル成分を放出することで肌の潤いをキープし、乾燥を防ぎます。
さらに、ミストはふんわり柔らかくナノ化されているためメイクの上からでも使えるのが嬉しいポイントです。
肌のたるみ改善に効果的なコラーゲンなどの美容成分をたっぷり配合したリッチな化粧水もセットになっています。
まとめ
今回の記事では目の下のたるみが気になる人に向けて、改善に効果的な美顔器について詳しくご説明しました。
目の下のたるみは加齢によって見られる老化現象の一つで、筋力の衰えやコラーゲン・エラスチン不足などが原因となって起こります。
目の下がたるむと顔が老けて見えることがあるので、たるみが見られ始めたらしっかりとケアを行っていくことが重要です。
さらに、たるみ改善方法の最終手段として美容整形も掘り下げて解説しました。
コストがかかる手段ですが、明確に効果のでる方法といえるでしょう。
そして、多くのユーザーに評価されているのは、比較的安価に改善効果を得られる美顔器利用による、たるみ改善方法です。
EMS機能やRF波、超音波などの機能を持つ美顔器は目の下のたるみを改善するのに効果があります。
おすすめの美顔器も併せてご紹介したので、ぜひチェックしてみてください。
2020年10月16日