美顔器の毎日使用は逆効果?効果的な使用頻度を解説
「美顔器の使いすぎは逆効果って本当?」「美顔器を毎日使うとダメな理由は?」と疑問をお持ちの方に向けて、美顔器の使用頻度について詳しくご説明します。
美顔器の使用頻度を守らないといけない理由、美顔器の正しい使用頻度をご紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
最後におすすめの美顔器もご紹介するため、美顔器選びで悩んでいる方は必見です。
【目次】
▪️まとめ
美顔器の使いすぎは逆効果?
「毎日美顔器を使用するのは逆効果って本当?」と疑問をお持ちの方が多いのではないでしょうか?
早く肌の悩みを改善しようとして、美顔器の使用頻度を守らないと、効果をなかなか実感できないだけでなく、肌に負担をかけてしまう恐れがあります。
美顔器の最適な使用頻度は週2~3回程度です。美顔器を使いすぎている人は知らず知らずのうちに、肌に悪影響を与えている可能性があります。
美顔器の使用頻度が多いと危険な理由
美顔器の使用頻度が高いと逆効果なのはどうしてでしょうか?
過度なダメージ
美顔器の持つ機能によっても異なりますが、肌に直接的に刺激を与える機能だと肌にダメージが加えられる可能性があります。
ダメージを受けた肌は乾燥、肌荒れ、ターンオーバーの乱れなどにつながる恐れがあるため、美顔器でのケアが肌の状態を悪化させてしまうのです。
特に皮膚の薄い部分や、炎症が起きている部位はダメージを受けやすくなるため、注意しましょう。
美顔器に対する肌の慣れ
肌が美顔器によるケアに慣れてしまうと、せっかく美顔器を使用しても効果を実感しづらくなってしまいます。
美顔器に依存したケアは、肌が自然に回復する力を妨げる可能性があるため、非常に危険です。
特に肌が自然に回復する力の高い20代のうちは、美顔器に頼ったケアを避けるようにしてください。
肌が慣れてしまうと美顔器の使用をストップしたときに、ハンドケアのみでは効果を得にくくなってしまいます。
筋肉の疲労
EMSや高周波の機能が搭載された美顔器は、筋肉に刺激を与えるアイテムのため、高頻度でケアを行うと筋肉が疲れてしまいます。
例えば、筋トレを毎日行っていると怪我をしやすくなるなどと同じように、美顔器のケアにも適度の休憩が必要です。
さらに筋肉が疲労するだけでなく、美顔器によるケアに筋肉が慣れてしまうため、美顔器のケアをストップするとたるみやシワが目立つようになってしまいます。
美顔器の正しい使用頻度とは?機能別の使用頻度
美顔器の機能別に正しい使用頻度をご紹介します。
超音波
超音波は血行を促進して、肌のハリを促す働きがある機能です。使用頻度の目安は週2~3回程度がおすすめです。
超音波美顔器を毎日使用すると、毛穴の開きを悪化させて、肌に必要な皮脂まで落としてしまう可能性があるため、注意が必要です。
ラジオ波
ラジオ波は熱を用いて肌の調子を整えてくれる機能です。具体的な効果としては、美容成分の浸透力を高めたり、血行を促進してくれたりすることが挙げられます。
肌を温めて肌の奥の層を活性化し、化粧水や美容液の成分を浸透しやすくしてくれます。3日に1回、洗顔後や入浴後に使用するのがおすすめです。
毎日使ってしまうと肌へのダメージが蓄積してしまう可能性があり、危険のため、避けるようにしましょう。
イオン導入
イオン導入とは微弱な電流を肌に流して、美容成分の浸透をサポートする働きのある機能です。
「弱い電流なら毎日使用しても問題はないのでは?」と考えている方もいますが、毎日の使用はダメージが積み重なるため、肌トラブルの原因となりかねません。イオン導入の機能を持つ美顔器の使用頻度は週2~3回程度が目安です。
エレクトロポレーション
エクストロポーションは、電気の力を利用し、美容成分を肌の奥に浸透させる機能です。
皮膚に微弱な電流を流すことで、浸透しにくい美容成分を肌の深層部へアプローチすることが可能です。効果としては、ニキビやシワの改善、毛穴の引き締めなどがあります。
家庭用のエクストロポーションの適切な使用頻度としては、1週間程度に1回が目安です。
頻度を間違えると、効果を感じることができないこともあるため、適切な期間を設けて使用しましょう。
レーザー
レーザーはシミやそばかすなどを目立たなくする効果のある機能です。レーザーを照射して、シミの原因であるメラニン色素を破壊します。
使用頻度は週2~3回程度が一般的ですが、レーザーの刺激が強いため、肌荒れしているときや敏感肌の人は避けるようにしてください。炎症を悪化させる恐れがあります。
光・LED
光・LEDは光を照射して細胞の働きを活性化させる機能です。使用頻度は製品によって異なるため、使用する前にしっかりと取扱説明書を読むようにしてください。
例えば、決められた期間は毎日使用して、その後にまとまった休止期間を設けるなど使用方法が美顔器によって異なります。
使用頻度を守らないで過度にケアをしてしまうと、やけどなどの怪我につながる恐れがあるため、注意しましょう。
EMS・高周波
EMS・高周波は筋肉に電気刺激を与えて、たるみやシワの改善、小顔効果を目指せる機能です。使用頻度が高すぎると疲労が蓄積し、逆効果になるでしょう。
使用頻度は他の機能と同様に、週2~3回程度です。しっかりと使用頻度を守って、筋肉が休息できる期間を設けましょう。
ローラー
ローラーとはコロコロと転がして、血行を促進する美顔器の種類です。リンパの流れが良くなることで、体内に溜まっている老廃物が排出され、むくみやたるみの改善ができます。
ローラーは手動でケアを行うものがほとんどであるため、毎日使用しても問題ありません。
しかし、長時間続けて使用すると、摩擦などによって肌に負担がかかる可能性があります。
また、ニキビなど炎症が起きている箇所は避けるようにしてください。製品によって毎日使用してはいけないものもあるため、取扱説明書に従うと良いでしょう。
スチーマー・ミスト
スチーマーやミストは蒸気を利用して肌にうるおいをもたらす機能です。他の機能と違って、肌に直接的に刺激を与えるわけではないため、毎日使用しても問題はないといえるでしょう。
刺激は少ないとはいえ、製品の説明書に従ってケアを行うことが前提です。使用方法を守って、うるおいのある肌を目指しましょう。
ウォーターピーリング
ウォーターピーリングは超音波振動で毛穴の汚れを優しく落としてくれる機能で、イオン導入などの効果もあります。
小鼻のざらつきや毛穴の黒ずみといった、毛穴に詰まった汚れが原因の悩みには非常に効果的です。使用は週1〜2回程度がおすすめです。
1回10分以内を目安にし、超音波をまんべんなくお肌に伝えるために、お肌をしっかり水で濡らすようにしましょう。
【まとめ】毎日使用しても良い機能・ダメな機能
毎日使用しても良い機能
毎日使用して問題が生じる可能性が低い機能は以下の通りです。
・RF波
・光、LED(製品による)
・ローラー
・スチーマー、ミスト
これらの機能は継続してケアをすることで効果を得られます。
毎日使用してはいけない機能
一方で、毎日使用するのを避けるべき機能は以下の通りです。
・超音波
・ラジオ波
・イオン導入
・エレクトロポレーション
・レーザー
・EMS・高周波
・ウォーターピーリング
以上の機能を持つ美顔器の使いすぎは逆効果になるため、使用頻度をしっかりと守って使用すると良いでしょう。
美顔器の効果的な使い方
美顔器には様々な種類があり、タイプによって効果や適切な使用頻度が変わってきます。
効果を最大限実感するために、効果的な使い方を知っておきましょう。
悩みに合った美顔器を使う
美顔器はそれぞれの悩みにあったタイプのアイテムを使うことをおすすめします。
毛穴に効果的な機能
一つ目は毛穴に効果的な機能です。主に導出(クレンジング)タイプの美顔器は、毛穴の奥の汚れや古くなった角質を除去してくれるため、毛穴に効果的です。
イオン導出やウォーターピーリングはこの機能を備えています。
シミ・そばかすに効果的な機能
光エステはシミやそばかすに効果的です。光エステとは美容用LEDライトを使用したフォトフェイシャルとも呼ばれ、色によって効果が異なります。
赤色LEDはコラーゲンを増やしてシミ、シワ、たるみなどを改善します。緑色LEDは新陳代謝を促進し、お肌のターンオーバーを正常に整えます。
シミやニキビ跡などの色素沈着に有効です。青色LEDはニキビのもとを殺菌し、ニキビができにくい肌にしてくれます。
たるみ・ほうれい線に効果的な機能
振動・刺激タイプの美顔器は、たるみやほうれい線に効果的です。血行や新陳代謝を促してくれ、たるんだ部分の引き締めや小顔効果も期待できます。EMSや超音波の機能の美顔器が振動・刺激タイプです。
乾燥に効果的な機能
乾燥に効果的なのは、導入(浸透)タイプの美顔器です。手では浸透させることのできない肌の奥まで美容成分を届けてくれるため、内部から潤った肌にすることができます。
ジェルを使用する
肌へのダメージを最大限に抑えるために、機器を使用する前にジェルや美容液で肌を覆うことが大切です。
また、美顔器の効果には美容液を浸透させやすくするという機能もあるため、それぞれの肌の悩みに合わせた美容液やジェルを使うと良いでしょう。
使用するタイミングに気を付ける
美顔器は使用するタイミングによっても効果が違ってきます。洗顔直後やお風呂上がりといった体温が上がって代謝が良い時は、お肌に美容液成分が浸透しやすい状態です。
毛穴も開いているため、クレンジングの際にも効果がアップします。お風呂上がりから寝る前までがスキンケアのゴールデンタイムといえるでしょう。
お風呂で使用する
お風呂で使用するのが効果的な美顔器もあります。ウォーターピーリングは肌が濡れている時に使用するものなため、お風呂の中で使用することがおすすめです。
ただし、お風呂に入っている時は肌が柔らかく傷つきやすいため、優しく使用することを心がけましょう。
下から上へ動かす
美顔器は顔に当てた際に下から上に向かって動かすとより効果的です。美顔器による振動や超音波によって、リフトアップ効果も期待できます。
また毛穴は下を向いているため、下から上に動かすことで奥に詰まった汚れをきれいに落とすことができます。
美顔器の機能によっても違うため、お持ちの美顔器の種類などから判断して使用しましょう。
おすすめのアイテム
綺麗な肌を実現するおすすめのアイテムをご紹介します。
ツインエレナイザープレミアム
エビスの人気美顔器である「ツインエレナイザープレミアム」はイオンクレンジング、ツイン導入(超音波+イオントリートメント)、トリプルパワー(高周波+超音波+温感ケア)、クールモードと多彩な機能を兼ね備えた美顔器です。
使用頻度は1回合計10分を1週間に2〜3回です。美顔器用のジェルを使用して肌に負担をかけないようにすると良いでしょう。
まとめ
今回の記事では「美顔器の使いすぎは逆効果?」「美顔器の正しい使用頻度の目安は?」と疑問をお持ちの方に向けて、美顔器の使用頻度について詳しくご説明しました。
美顔器を毎日使用してしまうと、肌が美顔器に慣れてしまったり、筋肉が疲れてしまったりする可能性があります。
美顔器のケアによる効果を最大化するためにも、使用頻度や使用方法を守ることが大切です。
超音波、イオン導入、レーザー、光・LEDなどの機能によって使用頻度が異なりますが、美顔器の取扱説明書に従ってください。
おすすめの美顔器であるエビスの「ツインエレナイザープレミアム」と「フロウカッサ」もあわせてご紹介しました。
美顔器の使用頻度や使用方法を守った、正しいケアで綺麗な肌を目指しましょう。
2021年1月28日